前よりシンクが清潔になった
ようこそ 暮らしの道具コケットへ
日本の原風景のような農村で
築100年の古民家に暮らし、
実際に使って心から良いと思った
暮らしの道具を全国へお届けしています。
きちんと作られたもので長く使えるもの
デザインの普遍的な美しさにも
こだわっています。
おかげさまで10周年
当店は、2015年 雑貨&カフェCoquetteとしてスタートしました。2021年 大分県中津市から兵庫県朝来市へ移転。未曾有の大災害を経て実店舗を休店。Webショップ「暮らしの道具Coquette」として継続してきました。皆様のご愛顧によりこのたび10周年を迎えることができました。心より感謝を申し上げます。
あれから10年、そして今。
第三話 守りたかったもの、母としての決断
第三話 守りたかったもの、母としての決断 2020年。 世の中はコロナ一色でした。 テレビをつけてもコロナ。 ニュースを見てもコロナ。 誰もが不安の中にいました。 でも当時の私には、コロナ以上に大きな問題がありました。 長男のことです。 詳しいことはここでは書きません。 ただ、当時の私は必死でした。 子どもを守ること。 それだけを考えて生きていました。 思い返せば、 あの頃の私は未来を考えていませんでした。 というより、考える余裕がありませんでした。 今日を乗り切ること。 今週を乗り切ること。 それだけで精一杯でした。 そんな中で、 私は一つの決断をします。 大分を離れることでした。 --- もちろん迷いもありました。 5年間育ててきた店があります。 大切なお客様もいます。 スタッフもいます。 --- それでも私は決めました。 どうせ世界は変わる。 コロナが終わった後の世界がどうなるかなんて誰にも分からない。...
第二話 学校で噂の店では終わりたくなかった。
2015年。 ぼろ小屋を改装して始めたCafe Coquette。 開店初日のお客様は、たった一人だけ。 夫の幼なじみでした。 普通なら不安になる場面かもしれません。 けれど私はなぜか嬉しかったのを覚えています。 飲食業界では、最初のお客様が男性だと縁起が良いと言われていたからです。 「これはきっと大丈夫」 そんな根拠のない自信がありました。 今思えば、ただの楽観主義だったのかもしれません。 幸い、お店は一か月ほどでそれなりに賑わうようになりました。 お客様のほとんどは10代・20代の若い女性たち。 みんな口をそろえて言いました。 「このお店、学校で噂になってるんです!」 店内はいつも明るくて賑やかでした。 けれど私は、その言葉を聞くたびにどんどん不安になって行きました。 「学校で噂になる店」 それは一見すると良いことです。 でも同時に、 「流行が終われば忘れられる店」 ということでもあります。 若いお客様は客単価が低く、流行にも敏感です。 ”このままでは長く続く店にはなれない。” そんな予感がしていました。 そこで私は店の方向性を大きく変えることにしました。 ランチは二十四節気をテーマにした野菜中心のメニューへ。 店内の半分は天然素材のかごや器、暮らしの道具を扱う雑貨スペースへ。 ターゲットも若い女性から、大人の女性へ。 ゆっくりと時間を過ごせる場所へ。...





