日々平鍋という名前のとおり、まさに毎日使いたい土鍋です。
画像は、私(店主鴨谷香)が3年以上愛用している日々平鍋(深φ240cm)です。

使い込むうちに、なんとも味わい深い表情に変化するのが、この鍋の魅力。
平鍋はすっかり色が変わってしまったけれど、それがまた家族の歴史を感じて、ますます愛おしくなるのです。
笑顔の日も、しかめっ面の日も、食卓をともにしてきた家族の思い出がたくさん詰まった土鍋です。
【わたしのおすすめポイント】
①用途は一つじゃない
鍋物はもちろんフライパンのような使い方もできるし、煮る・焼く・炒める・揚げる…多種多様に使える万能土鍋なんです。
直火もオーブンも電子レンジも使えます。
②そのまま食卓へ
わたしの一番のお気に入りポイントは、オーブンでも使えるところ。
オーブンから取り出して、そのまま食卓へ出せるところがいい。
とくにおすすめはグラタン。
グラタンは家族全員分をひと鍋で作って、食卓で取り分けます。
③欠けてもOK
端っこがちょっと欠けることもあるけど、そのまま使い続けてもぜんぜんOK!
ケガ防止のために紙やすりで欠けた部分を少し削っておくと、なお良しです。
使い込むうちに焦げ目がついて、次第に全体が茶色くなっていくのだけど、そこがまた深い味わいになります。

④たたずまいが良い
ここは案外大事なポイントだと思うのです。
私はほぼ毎日この日々平鍋を使ってごはんを作っているので、毎日、水切りかごや調理台の上に、常に日々平鍋がおいてあります。
毎日のように目にするものだから、見た目の愛らしさは私自身に愛を与えてくれる、そんな気がするのです。
【製作】大谷製陶所
陶芸家の大谷哲也さん桃子さんご夫妻が開窯された大谷製陶所へ、店主が令和3年に訪問した際の様子です。


【商品詳細】
製作 大谷製陶所
素材 磁器
サイズ/価格
(深)φ180×高78mm ¥12,000(¥13,200)
(深)φ210×高83mm ¥15,000(¥16,500)
(深)φ240×高92mm ¥21,000(¥23,100)
(並)φ180×高57mm ¥11,000(¥12,100)
(並)φ210×高63mm ¥14,000(¥15,400)
(並)φ240×高63mm ¥19,000(¥20,900)
(浅)φ180×高44mm ¥10,000(¥11,000)
(浅)φ210×高46mm ¥13,000(¥14,300)
(浅)φ240×高50mm ¥17,000(¥18,700)
【ご使用になる前に】
「目止め」をおすすめします。
米とぎ汁を鍋の8~9分目まで入れ、20分くらい煮ます。
冷めるまでそのまま放置し、よく洗って自然乾燥させてください。
磁器や陶器は、貫入という非常に細かいひびのようなものがあり、そこから食材の成分が染み込みます。
そのことで表面の色が変化しますが、目止めを行うことでそれを弱める効果があります。
また、におい移りを軽減させる効果もあります。
使い始めるときにやっておけば、以降はこの作業をする必要はありません。
目止めすれば絶対に大丈夫というわけではありませんが、買ったときの状態をなるべく長持ちさせるにはおすすめです。