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職人手づくりの銅食器といえば、鎚あとの美しさが魅力のひとつ。
銅板を金鎚で叩いて形を作り上げる「燕鎚起銅器」(つばめついきどうき)は、新潟県燕市に江戸時代から継承されてきた伝統工芸だ。
燕市は、間瀬銅山から良質な銅が採掘でき、素材の入手が容易だったため、江戸時代から銅製品がさかんに作られてきた。
「燕鎚起銅器」の製法は、大きく分けて二つの工程からなる。
柔らかな座布団の上に置いた銅板を叩き、凹ませることで叩いた箇所の周囲を立ち上げる「打ち起こし」。
打ち起こした銅板を「鳥口(とりぐち)」という鉄製の棒に引っ掛け、角度を変えながら叩くことで形を整える「打ち絞り」。
鍛金(たんきん)と呼ばれる職人によって、一枚の銅板からひとつひとつ手作業で作りだされるフライパンはまさに一点ものといってもよいい。
銅は熱伝導率がよく、調理道具としては最適な材料だ。
熱の回りが早く、さらに熱の伝わり方が均等なので、ムラなく調理できる。
そのため、プロの調理人たちに愛用されることも多い。
14cmはミルクパンとしても使える。
持ち手の部分はつる巻き仕上げになっていて安心だ。
ぽってりとした丸みがなんともいい。
19cmは、家族の料理に大活躍してくれそう。
ロゴの打ち方も楚々として美しい。
燕鎚起銅器はシンプルなデザインと機能性に優れ、100年もつ耐久性が海外でも人気だ。
まさに一生もの、いや孫子の代までか。
銅食器は、使い込むうちに飴色に変化し、独特の輝きと渋みを持つようになる。
それぞれの暮らしとともにそれぞれの暮らしに馴染んだ古色へと変化する。
特におっちょこちょいな私は、やけど予防のため持ち手をつる巻仕上げにオーダーしたのだが、これがまた風情がよいのだ。
使い込むうちに本体の銅は渋みを増し、持ち手もつるはピカピカと輝きを増す。
時間の経過が暮らしの楽しみになる。
築100年の我が家で、この先100年のお付き合いをどうぞよろしく。
【商品詳細】
表面加工 錫焼付け加工
内面加工 錫加工(錫の手引き処理)
材料の種類
本体/銅(使用材料 1.2mm厚)
取手/真鍮鋳物(つる巻仕上げ)
寸法 14cm(満水容量0.9L)¥38,000(税抜¥41,800)
19cm(満水容量1.7L)¥42,000(税抜¥46,200)
経済産業大臣指定 伝統的工芸品 燕鎚起銅器
【ご購入の前にお読みください】
・IHヒーターではお使いいただけません。
・食器洗浄機、食器乾燥機は使用しないでください。
・空焚きをしないでください。
・縁まで水を満たした状態で使用しないでください。
・取っ手の部分が熱くなります。ご注意ください。
・スチールたわし、磨き粉を使用しないでください。
・焦げ付きを落とす際はナイフ等を使用しないでください。
・使用後は良く洗って乾燥してください。
・なべの中に料理を保存しないでください。
・てんぷらなどの料理に際しては、油温を200℃以上に上昇させないでください。
【お手入れ】
・スポンジや柔らかい布で中性洗剤・お水・ぬるま湯で洗い、すすぎ洗いをしてください。
・高温多湿の場所は避けて保管してください。
富貴堂
昭和20年、開業。江戸時代から継承されてきた伝統工芸品「燕鎚起銅器」を製造する。にいがた産業創造機構 IDSデザインコンペティションIDS 奨励賞をはじめ様々なデザインコンペやクラフト展などで多数を受賞歴を持ち、使い手に寄り添った用の美を追求する。