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Coquetteオリジナル、作りました!


Coquetteオリジナル、作りました。
しかも、伝統工芸をオリジナルデザインで。

麦わら細工

兵庫県の城崎温泉、ここに伝統工芸「麦わら細工」というのがあるのをご存知ですか?
いやこれ、知らない人がけっこう多いのです。
300年も続く伝統工芸なのに。
たしかに、温泉地にある伝統工芸なので、これまで温泉土産として愛されてきたものではあるのだけど、いやはや、温泉土産の域に置いておくにはもったいない、めちゃくちゃ素敵なのですよ!
というのも、この伝統を今に受け継ぐ神谷俊彰氏が作る麦わら細工が素晴らしいわけなのです。

ある日、温泉旅館を営む親戚に紹介されて伺った神谷氏のもとで見た「麦わら細工」の作品の美しさに、私はすっかり心を射抜かれてしまいました。
麦わら細工は、その名のとおり大麦のワラを使って貼り絵のように柄模様を桐箱などに描いていくわけです。
描く絵柄は、花や鳥もありますが、麦わらの繊維質の直線を活かして描くので、市松や亀甲などの幾何学模様が多いのが特徴。
もともと私は、カッサンドルとかエルテなどのアールデコアートが大好きだったので、神谷氏の麦わら細工作品を見て、直感的に「アールデコにデザインしたい!」と思ったのです。
今回、Coquetteのオリジナルデザインで製作したのは、2種類。
ひし形モチーフのほうはロンバス、長方形モチーフのにはレクタングルと名付けました。

ロンバスは、神谷氏が以前から作られているひし形模様の作品にカラーリングを変えることでオリジナルデザイン化したもの。

麦わら細工

レクタングルは、図案構成の段階からアールデコ調をかなり意識してデザインしました。
麦の持つ光沢がまたアールデコ感を出してくれていて、見る角度によって色や輝きが変化する様がまた素敵なんですよ。
自分でいうのも何なんですが、いやもう惚れ惚れします(笑)

麦わら細工

名刺がちょうど入るくらいの小さな小箱なので、バッグに入れておくのにもちょうどいいサイズ。
しかも、素材は桐で、防虫防湿にすぐれているし、なにより軽い。
私は、ピルケースとして常備薬を入れてバッグに入れてます。
数日分の常備薬を入れるにはちょうどいいサイズだし、目薬も入る。
常備薬が必要になってきたアラフィフには必需品です(笑)

これ、私の信条というか、心がけていることなんですけども、いつも持ち歩くものとか、いつも使うものは、なるべく好きなもの、心躍るものにしています。
ピルケースなんてその典型で、つい100均のプラケースとかにしてしまいがちなんだけど、ピルケースだと何なら一日に3回くらいは手にするわけじゃない?
何なら友人との会食の席で、目の前でバッグから取り出してちょっと失礼なんて場面もあるでしょ?
その時にこんな美しい小箱が出てきたら素敵じゃない?
なんて思うわけです。

いつも手にするもの、目に入るものをお気に入りのものにしておく。
ちょっとしたことなんだけども、日々を幸せにするためのほんの小さな努力です。



お気に入りのデザインなのはもちろんなのですが、手作りってとこも私は重視しています。
人が作ったものって、工業製品にはない何かがあるような気がするんです。
たましいというか、心というか、大袈裟かもしれないけど神が宿るというか。
そうやって出来た職人技の伝統工芸品を日常に置く。

この「麦わら細工の桐小箱」の素敵さ、美しさを画面上でどこまで表現できるかなと試行錯誤して商品ページを作りましたが、ぜひ手に取って実際にご覧になって頂きたいというのがホンネです。
じつは、今年あと2回、百貨店出店の機会があります。
解禁になり次第、告知しますので、よろしければぜひお越しください。
また店頭で皆様にお会いするのを楽しみにしています。

暮らしの道具コケット代表
鴨谷香

麦わら細工

麦わら細工の桐小箱レクタングルはこちら

麦わら細工

麦わら細工の桐小箱ロンバスはこちら

 


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