Coquetteについて
コケットのワッフルのおはなし
カフェのオープン前は、ともかく毎日、毎日、ワッフルを作っては食べるという生活でした。
イースト菌発酵をさせたリエージュワッフルやブリュッセルワッフル、はたまた、あっさりしたアメリカンワッフル、独特の香りのノルウェーワッフルなどなど、いろいろ試して、いろいろ悩みました。
ともかく様々なタイプのワッフルを作ってみて、食べてみての繰り返し。
たぶん、オープン前のあの日々で、一生涯ぶんのワッフルを食べつくしたんじゃないかと思うくらいです(笑)
日本中から各地の小麦粉を取り寄せて、砂糖も様々なタイプを使用し、試行錯誤を重ねてコケットのワッフルになりました。
コケットのワッフルは、アメリカンワッフルやノルウェーワッフルのように、イースト菌発酵させていません。
だから、外はサクサクで、中がふわふわ。
作り置きは一切しませんので、必ず焼きたてをお召し上がり頂いています。
イースト菌発酵ではないので、イースト臭がないぶんあっさりとした味わい。
なので、フルーツなどの付け合わせとの相性がとても良いです。
甘すぎないワッフル生地なのでバニラビーンズたっぷりのアイスクリームと一緒に食べると最高です。
【テイクアウトワッフル、ある日の出来事】
コケットのワッフルは、「外はサクサク、中がふわふわ」そして「焼きたて」であること。
これが、私たちが最も大切にしているところです。
しかし、テイクアウトにしてしまうと、この食感が損なわれてしまいます。
どうしてもこの「外はサクサク、中がふわふわ」を味わっていただきたくて、じつは、一時期テイクアウトを止めていました。
ある日、よく来てくださっていたご高齢のお客様がぱったりとお越しにならなくなり、どうされているかなあと気になっていたころ、その方のお孫さんがご来店されて「祖母が高齢のために出かけられなくなったので、持って帰りたい」とおっしゃられました。
もちろん、その時はお休みしていたテイクアウトでしたが、早速いつもオーダーされていたワッフルを焼いてお持ち帰り頂きました。
後日、お孫さんから「祖母がとても喜んでいました。」とうかがって、逆に、自分たちがこだわりすぎていたかなあと反省させられました。
そして、なによりお客様に喜んで頂いたことをとても嬉しく思いました。
そんなことがあってから、私たちはテイクアウトワッフルを復活させることにしました。
お持ち帰りいただいた場合は、やはりカフェでお召し上がりいただく時とはすこし違う食感に変化します。
時間が経つほどに柔らかくなってきます。
それはそれとして、お楽しみ頂けるのなら。
私たちにとっては、お客様にお喜び頂けることが何より嬉しいことです。
【焼きたてワッフル!外はサクサク、中がふわふわ!】
コケットのワッフルは、作り置きはいっさいしませんので、カフェでオーダーを頂いてから、焼きたてをお召し上がりいただきます。
作り置きできるタイプのベルギーワッフルも当店では作っていません。
その理由は、やはり「サクサク&ふわふわの食感」と「香り」です。
カフェにお越しいただくと、ワッフルを焼く甘い香りがしてきます。
コケットのワッフルは、イースト発酵はさせていませんので、癖のないシンプルな香りです。
イースト発酵ではないぶん日持ちはしませんが、焼きたての甘い香りとサクサク&ふわふわの食感がたまりません。
ぜひ、カフェで焼きたてのワッフルをお召し上がりください。
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