幸せぐるぐる

先日、今年もいっぱい感動するぞ~!と宣言したばかりで、なんと、さっそくめちゃくちゃ感動する出来事があったのです。
昨年の春にアイス珈琲を召し上がったお客様から、とても嬉しいメールをいただいた。

「春からざっくり一年かけて近いコーヒーを関東で探していましたが、なかなか出会う事が出来ず、いつも中津の事を思い出して子供達に話をしたりしていました。
私にとって今までの人生で一番のアイスコーヒーでした。
私の人生で探したくなる物一位となっております。」

もうカフェ冥利につきるというか、本当にこの仕事をしていて良かったなあと、マスターやスタッフ達と手を取り合って喜びました。

たった一杯の珈琲がこんなふうに素敵な思い出になり、親子の会話の元となり、こんなにも人を幸せにするなんて。

そうなんです。
飲食店は幸せの場所を作る仕事です。
私たちは幸せを作っているんだ、その事を再び思い出させてくれたお客様に心から感謝です。

お客様の笑顔を見て私たちも幸せになります。
幸せがぐるぐる回っている。
飲食店の仕事は、一日中立ちっぱなしだし、一時も気を抜けないし、新商品や新レシピなど考えることも多いし、求人を掛けてもブラック扱いでだれも来ないし・・・。
それでも、ここには幸せが渦巻いています。

この仕事につけた私たちは本当にラッキーです。
今日も誰かの幸せを願って、がんばります!
って、今日は定休日だった(笑)


ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット
大分県中津市京町1484-6
TEL 0979-22-8234
駐車場あり

駐車場をご案内しますのでスタッフにお声掛けください。
住所検索されますとまったく違う場所に案内されることがあります。
迷った場合はご遠慮なくお電話を。

幸せの時間

今日は、時々聞かれる質問についてのお話しを。
お客様や取材に来られた記者の方などから「なぜランチは精進料理なんですか?」とか「ベジタリアンのお店ですか?」と聞かれます。

じつは、コケットは精進料理でもなくベジタリアンというわけでもないのです。
あえて分類するならばペスコベジタリアンというものに属するらしいのですが、正直いってあまりこだわっていません。
「野菜を美味しく食べるランチ」
そんなふうにご理解いただければ一番良いかなと思っています。

ここ中津市は福岡県と大分県の県境いにあり、どちらも農作物が豊富です。
珍しい野菜もたくさんあって、中津に移住したてのころは毎日料理が楽しくて仕方がなかったのを思い出します。
この土地の恵みに感謝して美味しく食べられたらこんなに嬉しことはありません。

多様性の時代とかダイバーシティーとか、様々な文化背景をもつ人々が増えてきたということもあり、首都圏などではハラールマークを表示する飲食店も増えています。

競合店との差を付けるためにも専門性に特化せざるを得ない風潮もあります。
けれど私たちは、あまり専門性にこだわりたくないと思っています。
時代に逆行しているといわれればそうかも知れませんが、大分や福岡の野菜の美味しさに感動して、野菜を美味しくたべるランチを提供する。
単純な発想でよいと思っています。
出汁や味付けのベースに魚肉類を使うことがありますが、料理する食材は基本的には野菜のみです。

美味しいって幸せですよね。
幸せの時間をコケットで過ごしていただきたい。
私たちの願いです。


ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット
大分県中津市京町1484-6
TEL 0979-22-8234
駐車場あり

駐車場をご案内しますのでスタッフにお声掛けください。
住所検索されますとまったく違う場所に案内されることがあります。
迷った場合はご遠慮なくお電話を。

今年のお正月は

おかげさまで今年のお正月もたくさんのお客様にお越し頂き誠にありがとうございます。
群馬・横浜・東京・神戸・大阪 etc.
お正月は、遠方からのお客様に出会えるのが、このシーズンの楽しみのひとつです。
私は奈良生まれ、スタッフには大阪出身もいて、関西からのお客様と関西トークを楽しませて頂きました。
今年は、スタッフも充実していてなるべくお客様をお待たせすることなくスムーズな営業ができているように思います。

午後はどうしても混みがちですが、今日は特に待ち時間もほとんどなくスムーズにご案内することができました。
午前中を狙って早めにお越しくださったり、ご予約のお電話をくださったり。
本当にありがとうございます。

明日1/3金曜日も朝10時から営業しています。
皆様のお越しをスタッフ一同心よりお待ちしております。


ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット
大分県中津市京町1484-6
TEL 0979-22-8234
駐車場あり

駐車場をご案内しますのでスタッフにお声掛けください。
住所検索されますとまったく違う場所に案内されることがあります。
迷った場合はご遠慮なくお電話を。

令和元年-年末のご挨拶

本年もコケットをご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。
一年を振り返りますと、新たなスタッフを迎え、また当店オリジナルの新商品も増えました。
新しく何かをはじめたりすることは、生みの苦しみともいいますか目に見えない大変さがあるのですが、しかしそれによって生まれる喜びや感動が、また新たに励みにもなります。
なにより、今年もたくさんのお客様にお越しいただけたことお喜びのお声を頂けたことは、心からこの仕事をやっていて良かったと思える瞬間でございます。
皆様のご愛顧に心より感謝申し上げます。

さて、新年は元旦10時から、皆様のお越しをお待ちしております。
新年は、遠方からお越しくださる方も多く、久しぶりにお会いするお顔を思い浮かべては今からワクワクしています。

来年もますます皆様に楽しんでいただけるコケットとしてより充実するよう精一杯頑張ります。
令和二年もコケットを何卒よろしくお願い申し上げます。
どうぞ皆様良いお年をお迎えくださいませ。

ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット 高橋通泰・香

年始の営業についてはこちら


ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット
大分県中津市京町1484-6
TEL 0979-22-8234
駐車場あり

駐車場をご案内しますのでスタッフにお声掛けください。
住所検索されますとまったく違う場所に案内されることがあります。
迷った場合はご遠慮なくお電話を。

コケットオリジナル

今年は、いくつかの新しいオリジナル商品を作りました。
カフェといえばスイーツかと思いきや、トマトソースやピクルスなど、スイーツ以外でお楽しみいただけるものを中心にしています。
ご飯のお供のようなものだったり、食卓を華やかにしてくれるものだったり。
どちらかといえば、自分が食べたいものを作ったという感じです(笑)

初めてのオリジナル商品は、生姜シロップ。
カフェのメニューである“ホットジンジャー”をご自宅でもお楽しみいただけるようにと可愛い瓶入りにしたのがはじまりです。
カフェをオープンして間もなくの頃でした。
それからその生姜シロップを使って作る生姜のお味噌”生姜ペースト”や”生姜スライス”など、少しずつ品数を増やしてきました。
今では、毎日必ず売れる定番人気商品になりました。

食品はお出掛けの際の手土産にも良いですし、ちょっとしたプレゼントにも向いています。
地方発送も承りますので、スタッフにお声かけください。

じつは、こんなのもあるんです。
こちらは当店のオリジナルではないのですが、私のおすすめ”奈良のにゅう麺”です。

奈良県は三輪素麺でも有名なそうめんの産地です。
そんなおいしいそうめんを温かいにゅう麺で、しかもお湯を注ぐだけの簡単マグカップで食べられます。
今年の暮れは、年越しそばならぬ年越しにゅう麺にしようかなあ(笑)


3(金)も営業します。

ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット
大分県中津市京町1484-6
TEL 0979-22-8234
駐車場あり

駐車場をご案内しますのでスタッフにお声掛けください。
住所検索されますとまったく違う場所に案内されることがあります。
迷った場合はご遠慮なくお電話を。

オーガニック農園にて インタビュー【Coquette Talk On】第一話

「ちょっと食べてみ。」
そういって枝からちょんと切って差し出されたカラーピーマンを一口食べてみた。

あま~い!
なんだこれはってくらい甘い。
野菜をこんなに甘く感じたのは正直言って初めてだ。

なんでこの人の作る野菜は、どれもこれも美味しいのだろう。
ずっと前から抱いていた問いの答えを求めて、この日、コケットのある中津市から車で約1時間、大分県速見郡日出町にある「メープルファーム」さんに訪れた。

別府湾を望む高台にその農園はある。
この日は朝から急に冷え込んで、秋というより冬の気配を感じる肌寒い日だった。
農園は海風の気持ちいい高台にあると聞いていたので、厚めのシャツにパーカーを着込んで出かけたが、日出町に付いてみるとびっくり。
空は雲一つない晴天で、汗ばむ陽気。

約27年前、オーガニック農業のために大阪から日出町へ移住された岡井さんご一家。
当時は、オーガニック野菜はけして一般的ではなく、まだまだ特別な存在。
無農薬に取り組む農家さんは全国的にも少なく、それはつまりオーガニック農法に適した農地自体が少ないということだった。
そんな希少な農地を探し求めていたとき、ふとしたきっかけで日出町のこの高台の空き地に岡井さんはたどり着いた。
積極的に売りに出ていた土地というわけでもなく、あまり期待せずに訪れてみると、土地には草が茂り、ミカンの木は成るがままにたくさんの実をつけていた。
そのとき、地主の方が岡井さんのお子さんに「これあげよう。無農薬やで。」とミカンを一つもいでくれた。
岡井さんのお子さんは「へぇ~無農薬やって!」と目を輝かせ「めっちゃ美味しい!」と感激し、美味しそうにほおばった。

「それからやねん、あんたらやったら売ってもいいと言うてくれはってね。」
じつは地主の方は、これまでずっと有機無農薬で様々な作物を栽培してきた方だったので、この土地を引き継いでくれる人もオーガニック農家であってほしいという思いを強く持っていたのだった。
まさに運命の出会いだったのかもしれない。

ところで、私たちがこの農園に入って、まずはじめにとても驚いたことがある。
それは、地面がふかふかに柔らかいこと。

まるで真新しい綿布団の上を歩いているかのように、土中に靴がめり込んだ。
「これはねえ、草を生やしては切り、切った草がそのまま土に還るを繰り返してるからなんや。つまりそれだけ有機物が多いんや。」
この農園は過度な除草はしない。
自然に生えた雑草はそのまま放置して、ある程度で切ってそれがまただんだん土に還って行く。
その循環が肥沃な農地を作っている。
畑全体が堆肥化した土に覆われているかのように畑の中のどこを歩いてもふわふわの柔らかい土。
前の所有者の時代から有機農法を続け、重機を一切入れたことのない証でもあり、化学肥料などを一切取り入れずとも十分に肥沃な畑が出来上がっている。

紫水菜、ハンダマ、トマト、パプリカなどの野菜があちこちに一畝二畝ずつくらい様々な種類の野菜たちが並んでいる。

何も植えず休ませている畝には野花が咲いている。
結局はこの野花たちもいずれは畑の肥となる。

落ちて食べきれなかった栗もいずれ畑の肥料になっていく。
科学の力も機械の力も借りずにこの農園だけで循環している。

「これカボスね。この木だけでコンテナ3杯くらい採れるねん。」
ともかく農園にはカボスだけでなくゆずや甘夏など果樹もたくさん栽培されている。

「柑橘はね、原則的に無農薬いうのがないねん。無農薬で作るのはすごく難しいんや。
作物いうのは、同じ種類のものをたくさん集めるとそれなりの虫が絶対につく。
せやからうちみたいにあちこち色んなものが植わってると虫が付きにくいねん。」
なるほど~!そういうことか。
「カボス農園いうて何百本もカボスの木を植えてたらものすごい虫が付く。それぞれの作物に害虫がいるんや。
たとえば畑全部にジャガイモを植えてジャガイモ農園にしてしもたら、テントウ虫だましという虫がつくねん。
その虫は茄子も好むから、たとえば近くに茄子を植えてたら茄子も同じようにやられるわ。」
作物それぞれに好む虫がいて、たくさん植えたらそれだけ虫を呼ぶことになる。
だから無農薬で作物を育てるには、大量作付けをせず、さらに先の例のようにジャガイモと茄子などの同じ虫がつきやすい作物は離れた畑で栽培するなどの、テクニックを要する。
そういえば、以前訪問した福岡県のオーガニック農家さんも小さな畑をあちこちにたくさん持っていて、それぞれに違う作物を栽培していた。
よくテレビなんかで見る、見渡す限りのレタス畑みたいな大規模農園っていうのは、オーガニックでは無理なんですね~。
「あはは、そんなんしたら見渡す限りに農薬まかなあかんわ。」
一見ごちゃごちゃした空き地のようにも見える畑だが、ごちゃごちゃにはちゃんとした意味があったんだ。
(次回へつづく)

高橋 香 文


お話しをおうかがいしたのは、
オーガニック農園メープルファーム
岡井宏士さん八栄子さんご夫妻


ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット
大分県中津市京町1484-6
TEL 0979-22-8234
駐車場あり

駐車場をご案内しますのでスタッフにお声掛けください。
住所検索されますとまったく違う場所に案内されることがあります。
迷った場合はご遠慮なくお電話を。