人生のレモネード

まる5年を過ごしたカフェコケットでの営業は、あと三週間と少しになりました。
日々の営業を継続しつつ、今はとにかく移転準備に追われています。

2015年2月、夫は大きな決断をし、私たち家族を伴い、夫の故郷である大分県中津市にやって来ました。
しかし、その時起きた突然の出来事により、私たち夫婦は再び大きな決断をすることになりました。
突然、カフェを起業することに、 しかも子育て真っ最中。
下の娘はまだ2歳にもなっていなかったので、正直とてもたいへんでした。
立地が売上に大きく左右する飲食店にもかかわらず、立地の選択条件は「自宅からも学校からも近い場所」
いま思えばあり得ない条件ですね。(笑)
中津移住からたった半年で、開業までに至ったことはまさに奇跡だったかもしれません。

英語のことわざに
If life gives you lemon,make lemonade.
(もし人生がレモンを与えたら、それでレモネードを作りなさい)
というものがあります。

カフェコケットは、私たち夫婦のレモネードです。

飲食店としては、けしてベターとは言えない立地に開店し、広告は一切なしの口コミだけ。
正直はじめの頃はとてもとてもたいへんでした。

それでも私たちは、人生が与えた酸っぱいレモンで、なんとかしてレモネードを作ってきました。
今では、あの頃では想像もつかないくらい多くのお客様に来ていただけるようなお店になり、皆様には心から感謝の気持ちでいっぱいです。

移転といっても、いまのカフェコケットをそのまま移すというわけではありません。
コケットの基本的なコンセプトはほとんど変わりませんが、今度はレストランとグロッサリーを備えた複合施設になります。
そのことについては、いずれまた。

今はまだ準備中でもあり、詳しい情報公開は時期を見て発表します。
それまでもう少しお待ちください。


ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット
大分県中津市京町1484-6
TEL 0979-22-8234
駐車場あり(ご案内します)

駐車場はご案内しますのでスタッフにお声掛けください。
住所検索されますとまったく違う場所に案内されることがあります。
迷った場合はご遠慮なくお電話を。

出口の見えないトンネルの中で

今日、かなり久しぶりにスタッフミーティングを開きました。
5月9日営業再開はしましたが、ご来店くださるお客様の数はわずかです。
新型ウイルス感染者数はずいぶん減ったものの、まだ予断を許さない状況ですから、それで良いと思うのですが、しかし、正直いってコケットとしては危機的状況でございます。

新時代とかwithコロナとかいわれておりますが、飲食店にとってはたいへん厳しい時代です。
これから何をすべきなのか、この辛く厳しい時代をどう乗り越えてゆこうか、スタッフみんなで情報共有しながら、ともに考えともに進もう!と決意を新たにしたミーティングでした。

今回はとくに、新時代勉強会のような形になりました。
あらためて思うのが「日々は勉強の積み重ね」だなということです。
およそ5年前、カフェコケットをオープンして、はじめの2年くらいはなかなか思うような結果が出ず、試行錯誤と創意工夫を繰り返し、もがき苦しみながらも徐々に成果が出始めたのが3年目あたり。
それまで、学んでは実践し、修正してはまた実践して、またそこから学ぶ。
そして、ありがたいことにお客様にも恵まれスタッフにも恵まれ、学びと実践が結果を出しはじめた4年目は感謝の年となりました。
そして5年目、さあこれから!と思った矢先の新型ウイルスでした。

「10年後に残る職業・消える職業」なんていうタイトルをよく目にします。
ここに至って、飲食業は消える職業なのでしょうか?
休業を続ける中で、閉業を選択するお店の噂を聞くようになりました。
そういうお店に限って、まさかと思うような素晴らしいお店だったりします。
それだけのクオリティを維持するには、それ相当のモチベーションが必要で、いつ回復するともわからない休業状態の中で、心が疲弊してしまったのかもしれません。

いま、飲食業界は出口の見えないトンネルの中にいます。
きっとどこかに出口があるはずです。
きっとまだ何か手立てはあるはずです。


ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット
大分県中津市京町1484-6
TEL 0979-22-8234
駐車場あり(ご案内します)

駐車場はご案内しますのでスタッフにお声掛けください。
住所検索されますとまったく違う場所に案内されることがあります。
迷った場合はご遠慮なくお電話を。

“はたらく”のこれから

先日、友人が「働き方改革で夫の残業代が減って家計が苦しい」とこぼしていました。
働き方改革とはいうけれど、つまりこれ休み方改革だなというのが実感。
外国人労働者の受け入れ拡大も今後進んでいくかもしれない。
そんな中、私たちの“はたらく”について少し考えてみました。

前述の友人は、そんなこんなでパート先を探しています。
都市部ならいざ知らず、地方ではパート先が選べるほどあるかというとそうではないし、ずっと専業主婦だった彼女は未経験だと不利なのよね~とこぼしています。

最近では、パートアルバイトであっても専門性を求める時代です。
各社の募集要項では「あなたの専門性を活かした○○」とか「スペシャリストとして活躍してください」なんていう文言が躍っています。
こう見ると、経験知やスキルを問われているように見えますが、そればかりではないと思います。
つまり、プロ意識を持って仕事できるかどうかということなのです。

コケットもまったく同じです。
たとえパートアルバイトであっても、プロ意識を持っている人は働き方が違いますし、暮らしそのものが楽しそうです。
生き生きしています。
輝いています。
「コケットではたらくという人生」を楽しんでほしいと私たちは思っています。

CoCo壱番屋さんの企業理念に「ニコ・キビ・ハキ」というのがあります。
「いつもニコニコ笑顔で、キビキビと動き、ハキハキと受け答えする。
感謝の気持ち、前向きな意欲、最善を尽くす努力などをしっかり身につけ、常に当たり前のこととして実践するよう心がけています。」
というものです。

にこにこ・キビキビ・ハキハキしている人をみると、こちらも元気になってきますよね。
お金のために働くというのでは、なかなかこうはいかないかも知れません。
職業人としてのプロ意識とプライドをかけて働く。
はたらく人生を楽しむ。
そうすればお金は後から必ずついて来ます。
と私は信じています。


コケットの募集要項はこちら


ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット
大分県中津市京町1484-6
TEL 0979-22-8234
駐車場あり

駐車場をご案内しますのでスタッフにお声掛けください。
住所検索されますとまったく違う場所に案内されることがあります。
迷った場合はご遠慮なくお電話を。

もう一つの物語

兵庫県朝来市、兵庫県のちょうど真ん中あたりに位置する山間の村に小さなレストランがあります。

約100年前に建てられた古民家を改築し、レストランとして10年前にオープンしました。

山肌に沿うように二十数軒の家々がならぶ小さな山村で、周辺の景色は田んぼと畑と山だけ。

大阪からは、中国道・播但道を経て車で1時間半から2時間ほどかかります。

メニューは、但馬牛のビーフシチューとハンバーグステーキのみ。

美味しいお肉としていわずと知れた但馬牛と、添えられる但馬地方の新鮮な野菜たっぷりの料理を求めてお客様が絶えません。

ここは私(コケット・高橋香)の両親が営むレストランです。

やさい厨房-邑居(ゆうきょ)といいます。

両親はそれまで35年以上、奈良県で洋食レストランを営んできましたが、約10年前「持続可能な働き方」を考え、先祖代々の家である朝来市の古民家に移住しました。

夏は、都市部よりも体感温度が3~4℃は低く感じられるくらい、涼しい風がゆったりと吹いています。

山の湧き水を集めて流れる小さなせせらぎがあり、国の天然記念物オオサンショウウオがひょっこり顔を出していたりします。
森林からはひぐらしの声が聞こえ、ほんの少し歩いて山に入るだけで神聖な空気に包まれます。

絵にかいたような田舎暮らしがここにはあります。

先ほど移住と書きましたが、両親は完全に移住したわけではなく、正確には奈良県との二拠点生活をしています。

朝来市の生活は、スーパーまで5km、ちょっと大きな病院へとなると1時間近く車を走らせなければなりません。

高齢になるとある程度の都市型生活が必要になります。

環境は良いのですが、正直いって不便です。

二拠点生活とか多拠点生活という言葉が世の中に出回るずっと前に、両親は二拠点生活を選んでいたわけです。

学生時代から人生の大半を過ごした奈良県には友人知人も多く、心地よいコミュニティがあります。

先祖代々からの住居がある朝来市にも、村のメンバーとして伝統と伝承の一種の役割のようなものを担うコミュニティがあります。

どちらも大切なコミュニティーです。

両親は近い将来、いずれはどちらかの家に定住することになるだろうと思いますが、ゆるやかに生活を変化させてゆくのだと思います。

何かを決めてしまうとちょっと無理してでも目的を果たそうとしてしまいがちです。

決めてしまうわけではなく、人生のそれぞれの場面でしなやかに状況に合わせて暮らす。

このとき、忘れてはならないことは「自分にとって大切なものは何か」その軸だけはぶれないようにいつも気を付けていること。

そうすれば、時代がどう変わっても、世情がどう変わっても、柔軟に合わせつつ大切なものを守って生きて行けるような気がします。

私たちもしなやかに状況に合わせて暮らしてゆこうと思います。

これから私たちが朝来市へ通う回数は増えるでしょう。

大切にするものや生き方の姿勢がぶれないかぎり、朝来市でも世界を広げることが出来るかもしれません。

もう一つの物語がはじまる予感がします。

やさい厨房-邑居(ゆうきょ)についてはこちら
兵庫県朝来市岩津186
TEL:079-678-1716


ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット

大分県中津市京町1484-6
TEL 0979-22-8234
駐車場あり


駐車場をご案内しますのでスタッフにお声掛けください。
住所検索されますとまったく違う場所に案内されることがあります。
迷った場合はご遠慮なくお電話を。

コケットのミーティング

以前、コケットのミーティングは仕事の合間にやっていました。
ちょっとしたお客様の切れ目なんかに。
でも最近は、おかげさまでその切れ目があまりなくなってきて、なかなかその時間が作れなくなっていました。

コケットのスタッフは子供をもつ主婦が主です。
まず家庭は大事にしてほしい。
ミーティングだけのために出勤するってどうなんだろうという思いがあって、必要と感じながらもなかなかできないでいました。

スタッフが幸せであることはコケットにとって大切なことです。
飲食店は幸せの場所です。
カフェは、お客様にとって二つ目のダイニングテーブル。
幸せの食卓を囲む場所で働く人が幸せでないなんておかしい。
そういう思いから、定休日にわざわざ出勤することはなるべく避けたくて、以前はミーティングDayを設けていなかったのでした。

だんだんスタッフも増えてきて、出勤日数や時間も増えてきて、お互いの意思疎通やお店のビジョンを含めた情報の共有のためにもミーティングを定期的に行うことにしました。

ミーティングをやることで、物事がもっと良い方へと滑らかに動くようになった気がします。
全員が一同に会して話すことで、情報を出し合ったり、新しい企画が生まれたり。

今月13日から3日間限定で行うドライフラワー販売企画もそのひとつです。
昨年もドライフラワーをどっさり制作し販売もしたのですが、おどろくほど速いスピードで売れてしまったので、今年ももちろん販売する予定ではありました。
前回のミーティングで、もっと早い時期に販売したいという意見が出て、今回の企画になりました。

以前は、スタッフを大切に思う気持ちがむしろスタッフの自由な発想や意識に蓋をしてしまっていたのかもしれません。
スタッフの発案した企画やイベントがこれからどんどん増えそうな予感がします。
増えるって悪いことじゃないですね。
いいことならどんどん増やそう。
私たちの楽しい気持ちがお客様にも伝わる。
そんな仕事をどんどん増やそう。
今年もあと半分になりました。
令和元年の後半は、楽しいコケットをより楽しんでいただけますように。
私たちも楽しく頑張ります。

【7月のイベント】

7月13~15日、ドライフラワーを限定販売いたします。
スタッフお手製のドライフラワーです。
無くなり次第終了となります。


ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット

大分県中津市京町1484-6
TEL :0979-22-8234
(Pあり)

駐車場をご案内しますのでスタッフにお声掛けください。
住所検索されますとまったく違う場所に案内されることがあります。
迷った場合はご遠慮なくお電話を。

子連れミーティング

5月のスタッフミーティングは、小さな未来のスタッフちゃんも参加してとてもにぎやかでした。

コケットのスタッフは子育て中のママさんが多いので、場合によっては子連れミーティングになります。

そんな日はなるべく簡潔に収めようと思うのですが、この日は7月に予定しているイベントの企画についてトークが盛り上がり、予定より30分以上オーバーしてしまいました。

もともとこの日の研修内容の主軸は、接遇の実践練習だったのですが、おこちゃま参加となったため次回へ先送りに。

接遇はコケットがもっとも大切にしている部分なので、とくに新人さんの初めての研修だったこともあり主軸にしていたのですが、臨機応変もコケットらしさのひとつということで、また今度。

そのぶんイベント企画について、みんなで深く議論を交わすことができました。

もちろんその裏には、マスターのミスターメリーポピンズの大活躍があったからこそなのですが。

マスターってああ見えて、意外と子供に好かれるタイプなんですよ。

ま、飴とかグミとかチョコとか、小道具めちゃくちゃ使いますけどね。


大分県中津市京町1484-6
Tel:0979-22-8234
住所検索されますと全く違う場所に案内されてしまいます。
中津城を目安にお越しください。(中津城より徒歩1分)
お車で店頭までお越しください。
駐車場をご案内いたします。