リノベーション継続中

建築家さんはどなたですか?
どこの建築会社に頼まれたのですか?
お客様によく聞かれるのですが、じつは建物のデザインは自分たちで考えました。
建築のスキルは全くないので、もちろん建てるのは大工さんにお願いしました。
とにかく予算もないので、私たちの思いを大工さんに伝えて、それをその都度その場で大工さんが形にしてくれる。
ちょっと不思議といえば不思議な作り方だったかもしれません。
そんなふうだから図面もありません。
予定とか工程とかも特になし(笑)
大工「洗面所どうする?明日から手つけるけど?」
高橋「じゃあ、ここをこうしてほしいんですけど…」
そんな具合ですべてが進む。
私たちはちょっとシャビーな感じにしたくて、雑誌の切り抜きとかを見せてこんな感じにして欲しいですと頼む。
こっちはイメージ先行なので、古民家だったり海外のリノベーション系の写真がほとんど。
すると、大工さんは
「こんな仕事は職人の仕事じゃねえ。俺はこんな仕事はしねえ。」
なんてことになる。
あちゃ~、そうなのね、私たち素人にはそれが素人仕事なのかどうかさえさっぱり。
そうかあ、この写真はDIYだったのね…。
「こんな仕事して、ほかの職人に俺の仕事だと思われたくねえからさ。俺はやらねえ。」
う~ん、ごもっとも。
そんなことを言いながらでも、結局は私たちの想いをちゃんと形に仕上げてくれる。
しかも、雑誌の写真よりもはるかにちゃんとしたものに。
カウンターのタイルも洗面台の鏡も蛇口もドアノブも、大工さんが作れるもの以外はなんでも自分で調達した。
すごく大変だったけど、何かを作るっておもしろい。
あれから2年。
建物を作るというわけではないけど、これからもコケットはどんどん変わり続けると思います。
よりコケットらしさにこだわったお店にリノベーションしていきます。
どうぞ変わるコケットを楽しんでください。

人生はクローズアップで見ると悲劇だが、ロングショットでは喜劇だ。

人生はクローズアップで見ると悲劇だが、ロングショットでは喜劇だ
~チャーリー・チャップリン~

昨日、とうとう夫に言ってしまった。
「あなたのことがストレスです。」
コケット名物の夫婦喧嘩ぼっ発の瞬間!
かと思いきや、もうそれはそれは穏やかに話し合った。
いつもなら売り言葉に買い言葉で、
「なんだと~!〇%☆#&!!」
「あんたこそ〇%☆#&!!」
となるのだが、こんなところで言うのもなんだが、夫はとても優しい人なのだ。
私の本気の訴えにひたすら紳士的に聞いてくれた。

夫はこだわりが強い、だからこそお店のことも細部にまで神経を配ってこだわり抜いて作り込める。
家事も育児も積極的どころか主導的に関わってくれる。
本当にありがたい。
けれど、いつしかそれが私のストレスになってしまっていた。

昨日は、落ち着いて穏やかに話し合って、最後はお互いに笑いあっていた。
夫婦はもともと他人なのだから、生い立ちも違えば考え方や物事のとらえ方も違う。
違うことがいいところだったのが、いつの間にか違うことが苦痛になってしまう。
そして、だんだん相手がモンスターのように見えてくる。
そうなってしまうともう悲劇です。
違うことはいいことなんだから、お互いにこんなにも違うよねって笑って話そう。
お互いの変てこさを笑おう。
「あんたってめっちゃ変やわあ(笑)」
「お前こそめっちゃ変やぞ~(笑)」
こっちのほうがなんか楽しい。
どうせこの世はへんてこりんの集まりなんやから。

こんなオモロイ夫婦がやっとります。
カフェコケットを今後ともどうぞよろしく。